時代の変化を読み取る:資格取得後に専門知識プラスアルファが必要 [資格取得後を考える重要性]

資格取得はゴールでなくスタート。
でも、
資格取得をゴールと錯覚してしまうことの背景に、時代の変化も関係していそうです。

『医師、パイロット、弁護士など「専門知識で人々の安全を守る」人たちや、
 博士取得者、図書司書、消費生活アドバイザー、キャリアカウンセラーなど
 「手に職があるから食いはぐれはない」と思われている人たちが、専門的な  知識やスキル・資格を獲得しても低賃金・重労働の厳しい働き方を強いられている
                                   朝日新聞「専門職エレジー」より

日本は、経済成長から成熟期そして変革期を迎えています。

この時代の変化は資格にも大きく影響しているようです。

◆需要と供給の大きな変化
経済成長時代は右肩上がりの需要に供給が常に
追いついていない状況が続きました。
雇用環境も売り手市場で、資格などの専門性が優位に働いている
ケースも多かったはず。
仕事そのものがどこでもあふれているので、
資格業のしごとも順調に仕事を請け負うこともできたはず。

◆競争と差別化の必要性
現在はどう変化しているでしょう?
経済は停滞し、需要と供給とバランスは大きく変化しています。

資格で言えば、資格取得者があふれていても需要が少ない、 つまり、資格取得者間で競争が発生している資格も多いと思います。
競争に打ち勝つためには、他社にはない自分の強みを活かした差別化も必要です。

◆専門知識プラスアルファ
経済は成熟期を過ぎ、新たな変革を期待されています。
需要と供給の関係が逆転しただけでなく、
常に変化する需要に応えなければいけません。

新たな需要を生み出すことが求められています。

IT技術の進歩による情報の流通が発達したことで、
単に専門知識を知っているだけでは仕事として成立しずらい。

成熟期を迎えて、顧客ニーズも多様化・複雑化すると同時に
常に変化が激しい中、顧客ごとの個別の課題を解決する力が必要。

だから、
資格をもとにいかに成果につなげるか。

専門職エレジーでクローズアップされているように、
現代は専門的な知識や資格だけでは厳しい働き方を強いられる時代。

だから、資格取得後に資格をどう生かし、 専門知識プラスアルファを生み出せるかが大切になってきていると思います。

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履歴書の資格

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
by 履歴書の資格 (2012-01-20 10:05) 

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