資格取得後の実態を把握する「資格稼働率」 [資格取得後関連の現状分析]

いままで資格取得後の重要性をお話ししてきました。

せっかく、貴重な時間とお金と労力を投資するのだから、 戦略的に資格を選び活かすために、自分が目指す資格取得後に関して 十分な現状分析が必要です。

まずは、資格取得後全般に関連する現状の分析で重要と思われるヒントをお伝えしていきます。

資格取得後にその資格がどの程度稼動しているのか?
特に独立系資格の場合、どの程度独立して成功しているのか?
実態をできる限りしっかりと把握することはとても重要です。

たとえば、独立系の資格で人気の行政書士に関してです。

『これは、厳密な調査を実施した上でのデータではありませんので、
 あくまで目安として眺めてください。・・・
 現在(平成22年)、行政書士登録者(個人)が約4万人、そのうち事務所として
 行政書士会に登録している事業体が約一万件弱であるようです。
 この一万件近い事務所が専業として事業を行っているかというと、
 実際にはその半分くらいではないか、と聞くことがあります』
         「行政書士のためのマーケティングマニュアル」黒田泰著

この数字も誰が専業で誰が副業であるかまったくみえてはいないとのこと、
行政書士の99%が個人開業であるため厳密な数値データがとりづらく、
行政書士会の実態調査でも実情を測るのが困難なことなど背景にあるようです。

約4万人の行政書士登録者のうち、仮に約5千の事務所が専業で稼動しているとすれば その比率は1/8になります。

もちろん、副業も含めればもっと比率は変わると思いますが、
行政書士資格を目指す方は、独立を目的としているとすれば
しっかりと認識した方が良い数値です。

おそらく、資格試験の合格率はとても気にしている方が多いと思いますが、 資格取得後の資格稼働率という考え方は実態の把握としてとても大切です。



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